尾張旭市の棒の手
尾張旭市の棒の手は、昭和33年3月に愛知県無形民俗文化財に指定された。
これを機に保存会が結成され、以来、参加者を集め保存活動を展開している。
毎年、各地区の神社に棒の手の演技を奉納するほか、
市制30周年目などの節目の年には、警固祭りとして、
各地区が城山公園に集結し、伝統の技術を披露する。
これはかつて竜泉寺(名古屋市守山区)や、猿投神社(豊田市)に、
豊作のお礼として奉納した馬を警固したことに由来している。
尾張旭市に、無二流(新居)、検藤流(稲葉町)、東軍流(印場)、
直心我流(印場)、直師夢想東軍流(印場)の5流派の棒の手が今も受け継がれており、
流派ごとに発祥も歴史も振り付けも違っている。
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