大念仏は平安時代末期から、東日野町・西日野町で行われている仏教的な行事です。
1321年、現在の四日市市西日野町の顕正寺に仏道の修行を妨げる魔物が現れ、虎関禅師が魔物を封じ込めるため祈ったのが起こりであるとされています。その後村人が虎関禅師を偲ぶ意味で行い現在では五穀豊穣の願いもこめて伝えられています。
大念仏が始められた頃は2月の行事でしたが、現在は8月13.15日に行われています。8月13日に東日野町から西日野顕正寺へ、8月15日に西日野町から東日野西覚寺へ互いに行き来する習慣があります。