井田八幡神社の陶製狛犬 狛犬はもともと、宮中で帷張の重りや魔除けの調度として使われていました。 次第に神社などで神域を警護する聖なる動物としての地位が確立されました。 狛犬の材料は石であることが多く、たまに木製のものもありますが、 陶製は尾張・美濃地方のものであることがほとんどです。陶製の狛犬は 守護霊獣として境内に置かれるのではなく、人々が願いをかけて神社の社殿に 奉納したもので、井田八幡神社の狛犬も近くの村人が奉納したものです。