窯垣の小怪資料館

瀬戸が誇るやきものの散歩道である窯垣の小怪のほぼ中央にあります。洞町のやきものの歴史と文科に触れていただく場所として、また休息の場所として整備されています。

この資料館の浴室やトイレの壁、床には本業タイルと呼ばれる陶板が張り詰めてあります。本業タイル…日本のタイルの原型とも言われ、陶板の素地に、絵柄を銅板転写し焼いたものです。明治から大正時代に盛んに作られ、昭和初期には大量生産化、低コスト化に成功し瀬戸窯業は活気を取り戻しました。しかし現在  ではあまり目にしなくなりました。

←間近でみるとすごくキレイ!

←天秤棒 

私が訪れた時、親切にお話してくれました。また写真撮影にも快諾して下さり、歴史のビデオも見せていただきました。ノートがあって様々な県から(九州からも!)の訪問者がいたことが分かりました。瀬戸のまちならではの風景に出会える穴場です。  

開館時間 午前10時〜午後3時

館日 水曜日、年末年始

入場料 無料

瀬戸市仲洞町39番地

エ(0561)82ー0714

江戸時代の文化、文政年間から大正時代までこの洞地区で盛んに焼かれた洞を代表する焼き物は「石皿と馬の目皿」で呉須と鉄で焼かれた素朴な絵柄は民芸派の柳宗悦らによって脚光をあびたのです。

こうした石皿、馬の目皿のほかに油皿、染付茶碗、すり鉢、など生活必需品をほとんどつくっていました。