ここの踊りは田楽の一種で、古式の伝えられた尊い素朴な踊りであって、司天師が小太鼓及び皷を打ちながら、跛を引くが如き身振りにて、新菰の周囲を面白おかしく廻るのである。八足とんで、八方どこへ行っても安全で危害を受けることなく平穏無事であることを意味し、国内の平安になったことを喜びあう踊りである