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代表者 林和利(名古屋女子大学教授) | ||||||||||||||||||||
幹事校 名古屋女子大学文学部 林和利研究室 | ||||||||||||||||||||
庶務・会計 椙山女学園大学文化情報学部飯塚研究室 | ||||||||||||||||||||
お問合せ 椙山女学園大学 飯塚恵理人 | ||||||||||||||||||||
本研究会会員の加野昭二郎氏(連絡先「能楽の友」社 〒464-0858 名古屋市千種区千種2-18-18 電話 052-731-7984)より、平成15年までのバックナンバーをPDFファイルでアップロードして差し支えないという許可を頂きましたので、アップロードさせて頂きました。名古屋の能楽界の移り変わりが大変よく分かります。加野氏に心より感謝致します。東海地域の能楽愛好者が益々増えますように。。そして、東海地域の能楽研究が進展しますように。 | ||||||||||||||||||||
会員の皆様へのお知らせ | ||||||||||||||||||||
前回1月29日例会議事録 ・「年報」の研究ノートの原稿、2000字のもの以外に、新たに4000字のものを募集する。現在原稿を募集している次号より対象となる。既に3月末林先生までという形で募集しているが、林先生より、できれば3/15までに頂けるとありがたいとの御要望があった。 ・東海能楽研究会の会費を、次年度より一律3000円とする。 ・東海能楽研究会の催花賞受賞を記念して、論文・評論・資料などをまとめた論集を刊行する。ひろく会員を募り充実した内容としたい。投稿要領は別に定める。 ・次回例会は3月12日。 |
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東海能楽研究会「催花賞」受賞記念論集について | ||||||||||||||||||||
1月例会で決まりましたように、下記の通り「催花賞」受賞記念論集を作成したいと思います。会員の皆様の投稿を心よりお待ちいたしております。
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東海能楽研究会規約〔平成6年7月1日〕 第一条〔目的〕本会は能楽に関する諸研究を行い、その発展に寄与することを目的とす る。 第二条〔事業〕本会はその目的を達するために左記の事業を行う。 ・研究発表会・講演会(実演を含む)の開催 ・会報の発行 ・その他適当と認める事業 第三条〔会員〕本会の目的に賛同し、入会を希望するもの。 第四条〔運営〕運営は会員によって行う。 第五条〔会費〕本会の会費は年会費一律三千円とする。(平成18年度よりこの金額に改訂) 第六条〔代表〕本会の代表は会員で互選する。 |
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東海能楽研究会の歩み 平成6年7月1日 設立 以後隔月に研究例会を行う。(於 名古屋女子大学) 平成6年10月 『平成5年版 東海能楽年鑑』発行 平成9年7月 『東海地域能楽番組一覧(明治元年〜昭和26年)』発行(463頁) 平成12年8月 第1回 伝統芸能上演会 開催 (於 名古屋能楽堂) 平成13年7月 『近代名古屋の能楽を支えた人々』(全3冊 2390頁)発行 平成13年7月 第2回 伝統芸能上演会 開催 (於 名古屋能楽堂) 平成14年8月 第3回 伝統芸能上演会 開催 (於 名古屋能楽堂) 平成14年9月 復曲能 「龍之口」上演(於 名古屋能楽堂、江戸時代後期の文化年間に名古屋広小路で行われた辻能の復曲) |
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東海能楽研究会(代表 筧鉱一)が平成14年度 愛知県芸術文化選奨を団体受賞致しました。 皆様のご協力に感謝いたしますとともに 今後も東海能楽研究会を宜しくお願いいたします。 |
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表彰式の後の記念撮影〔左端が筧鉱一代表、その右が神田知事〕 | ||||||||||||||||||||
表彰状(「優れた文献の編纂」の文字を見たときは、 来し方を振り返ってじんとくるものがありました。。。) |
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本会代表の筧鉱一先生が収集された明治元年より平成9年までの能番組約5000枚をデータベース化したものです。能番組のデータベース化は故深谷哲先生の発案で、三木邦弘先生がソフトの開発に当たってくださいました。現在も能楽番組の収集・整理とデータベース化は継続されております。このデータベースが能楽研究の進展に寄与することを心より祈っております。 | ||||||||||||||||||||
東海能楽研究会が「催花賞」を受賞致しました。会員一同心より感謝致します。 | ||||||||||||||||||||
〔受賞者〕 東海能楽研究会(筧鉱一) 〔贈呈理由〕 名古屋を中心とする東海地域の能楽史の解明と、次世代への継承・普及を目的と し、当地の能楽師と研究者が一体となって組織された同会の活動は、近代名古屋の能 番組のデータベース化を基軸とし、詳細な索引を付した『近代名古屋の能楽を支えた 人々』全三冊(平成)13年刊)に結実した。名古屋ゆかりの<龍の口>の復曲、児童生徒を対象とした「伝統芸能上演会」の開催など、能楽の普及に果たした功績も大きい。 受賞者の紹介 〇東海能楽研究会(代表・筧鉱一) 平成6年、大倉流大鼓方で当時能楽協会名古屋副支部長であった筧鉱一氏を中心 に、名古屋の能楽の歴史を明らかにすると共に、次世代への継承のための普及活動を 行うことを目的として結成された。会員は、能楽師、研究者、大学院生、能楽愛好者 等で、現在、約40名。最初の事業は、明治以降の名古屋を中心とする東海地域で催 された能楽番組のデータベース化。筧氏収集の約5000枚の番組を入力し、平成 13年には、明治元年から昭和63年までの資料をもとに番組集・人名索引・演目索 引を作成して『近代名古屋の能楽を支えた人々』全三冊を刊行した。能楽番組の収集 ・整理とデータベース化は現在も継続中で、平成9年までのデータは椙山女学園大学 三木邦弘助教授のホームページで公開されている。 この作業を通じて、能楽の愛好家は幼少時からの祭囃子などで和楽器に触れること によって育って行くことが多いことを知り、次世代の愛好者育成のための活動にも取 り組み、平成12年度より、毎夏、玄人の出演で、平曲・能・狂言・日本舞踊・長唄 ・三曲などを、小・中学校の教員、児童生徒、愛好者を対象に、無料で「伝統芸能上 演会」を開催している。また名古屋ゆかりの能<龍の口>を復曲上演するなど、愛知県 芸術文化の振興と向上に貢献し、そうした功績が評価され、平成14年度愛知県芸術 文化選奨文化賞が贈られた。会員による研究成果の発表の場たる論集も継続して発行 するなど、地道ながらも着実にその成果を上げている。 |
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観世寿夫記念法政大学能楽賞・催花賞授賞式の記念撮影。(2006.1.13 赤坂プリンスホテル)向って左が筧鉱一東海研究会代表。中央に寿夫賞受賞の河村隆司師、向って右に同じく寿夫賞受賞の櫻間金記師。 | ||||||||||||||||||||
伝統芸能上演会等・催しの記録 | ||||||||||||||||||||
平成14年8月22日 第3回 伝統芸能上演会ー伝統芸能を次世代につなげるために 名古屋能楽堂 入場無料 平曲 那須与一 今井勉 狂言 盆山 シテ 佐藤融 アド 佐藤友彦 筝曲 千鳥の曲 胡弓 澤田孝子 唄・筝 今井勉 三曲 八千代獅子 筝 田中田鶴子 唄・三絃 今井勉 尺八 岩田律園 お話 名古屋の芸ごと 伊和家小米 山車囃子 下花車二福神車保存会 囃子指導 二代目 伊和家小米 長唄 春霞 伊和家小米 桜戸美枝 杵屋六阿紀 杵屋三九朗他 俗曲 猩々酒呑む 唄・三味線 春霞と同じ 能 猩々 シテ 長田驍 ワキ 飯冨雅介 笛 大野誠 小鼓 後藤嘉津幸 大鼓 筧鉱一 太鼓 助川龍夫 後見 加藤誠子 平塚昭子 地謡 和谷衡市 長田郷 中村正 伊藤英毅 神戸勝二 吉川寛治 備考 伊和家小米師は上演会の前に亡くなられたため、出演いただけませんでした。心より御冥福をお祈り致します。 平成14年9月12日(呉竹会との共催) 復曲能「龍之口」上演会 昼 首題寺 入場料 1000円 夜 名古屋能楽堂 入場料 3000円 演目・出演者は同一 狂言 宗論 浄土僧 佐藤友彦 法華僧 井上祐一 亭主 佐藤 融 能 龍之口 シテ 長田驍 シテツレ 長田郷 松井俊介 木野村大介 松島甲奈 武田邦宏 阪口貴仁 橋本叡 ワキ 飯冨雅介 ワキツレ 椙元正樹 橋本宰 間狂言 佐藤友彦 佐藤融 笛 大野誠 小鼓 後藤孝一郎 大鼓 筧鉱一 太鼓 助川龍夫 後見 金子匡一 大島衣恵 地謡 金子敬一郎 内田成信 高林呻二 大島輝久 和谷衡市 中村正 |
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次回「伝統芸能上演会」予定が決まりました。ぜひいらしてください。
第七回 伝統芸能上演会 舞台体験(13時から14時まで) おけいこ発表『はるがすみ』 伝統文化能楽こども教室 山車囃子 名古屋市指定文化財 下花車二福神車保存会 半能『小鍛冶』 シテ(稲荷明神)長田驍 ワキ(三條小鍛冶宗近)飯富雅介 狂言『清水』 シテ(太郎冠者) 佐藤融 アド(主人) 佐藤友彦 囃子『高砂』 シテ 長田郷 平曲『鱸』 今井勉 終了5時頃 |
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東海能楽研究会例会記録 | ||||||||||||||||||||
平成14年度 14年4月21日 尾本 頼彦氏 14年6月23日 「釣狐」考 田崎 未知氏 14年8月25日 能の解釈―その研究と方法 ルクサンドラ・マルジネアン氏 14年10月20日 能「卒塔婆小町」にみる世阿弥的手法 三苫 佳子氏 14年12月15日 『高砂』考 −祝言劇の内と外をめぐって− 伊藤 利香氏 15年2月23日 ツヨ吟は世阿時代謡曲旋律の化石 小島 英幸氏 平成15年度 15年4月20日 資料紹介 大倉七左衛門家 門人帳 飯塚恵理人氏 15年6月29日 資料紹介 狂言面 夷 神谷麻理子氏 15年9月7日 世阿弥作の女体能における「狂い」の場面 −砕動風の演技の可能性 三苫 佳子氏 15年10月26日 和泉流狂言台本 元喬本について 雲形本研究会 (野崎典子・佐藤友彦・小谷成子・安田徳子・林和利) 15年12月28日 因州候(鳥取藩池田家)旧蔵能面に関する考察 保田紹雲氏 16年2月22日 『梅若実日記』にみる明治維新期の能楽復興 林和利氏 16年4月10日 「聞く」観客と世阿弥 米田 真理氏 16年6月27日 大倉三忠師所蔵「御用留」(仮称)に見る尾張藩の能楽政策 栗花 光弥氏 飯塚恵理人氏 16年9月5日 尾張藩と尾張名所図会 栗花光弥氏 続・因州侯(鳥取藩池田家)旧蔵能面に関する考察 ―前回発表の一部訂正と追加事項ー 保田紹雲氏 平成16年11月21日 ワキ方高安流仕舞附『問答集ー舞容迫賦』の紹介と考察 藤岡道子氏 平成17年1月30日 和泉流秘書(県大本)の位置 野崎典子氏 平成17年3月28日 明治・大正期の名古屋能楽界 飯塚恵理人氏 平成17年5月28日 米田真理氏 平成18年1月29日 豊橋の能楽関係資料 朝川知勇氏 「井筒」と「杜若」 三苫佳子氏 |
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東海能楽研究会では会員の研究成果を発表するため、節目ごとに記念の論集・資料集を発行を発行致しております。 | ||||||||||||||||||||
東海能楽研究会10周年記念論集 | ||||||||||||||||||||
東海能楽研究会催花賞受賞記念論集 | ||||||||||||||||||||
能楽を愛好した人々の思い出集 | ||||||||||||||||||||
左記の通り東海能楽研究会を行います。ご出席の程、宜しくお願い申し上げます。 日時 平成18年3月12日(日)13時30分より 場所 名古屋女子大学汐路学舎南3号館301階会議室 (地下鉄桜通線 瑞穂区役所駅徒歩五分) 連絡先電話番号 (090)8544―5348 (林和利先生直通) 題目・発表者 名古屋の能楽関係資料 筧 鉱一氏 間狂言本の本文比較(輪読) 飯塚恵理人氏 |
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東海能楽研究会年報 | ||||||||||||||||||||
東海能楽研究会の会員の研究ノートを年一回会報として出版しております。このpdfファイルです。 | ||||||||||||||||||||
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これまで助成金を頂きました団体様 おかげさまで研究・普及活動を行うことができ、心より感謝致します。。 |
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愛銀教育文化財団 第1回 伝統芸能上演会 | ||||||||||||||||||||
全国税理士共栄会文化財団 第3回 伝統芸能上演会 | ||||||||||||||||||||
愛知県芸術文化選奨 平成14年度 | ||||||||||||||||||||
名古屋市文化振興事業団 第4回 伝統芸能上演会 | ||||||||||||||||||||
野上記念法政大学能楽研究所 催花賞 |