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瀬戸市マルチメディア伝承工芸館〜瀬戸染付研修所〜
この施設は瀬戸市文化財指定『古窯』を永久保存し焼き物の普及や啓発に役立てることを目的としています。本館・交流館・古窯館の３棟からなり、郵政省の「マルチメディア街中にぎわい創出事業」の補助事業を活用して建設されました。
本館…やきもの文化や観光情報。１階にはインターネットができる端末があります。
２階にはパソコンがあって大画面で映像（瀬戸の文化財に関する）を楽しむことができます。また資料も揃っています。研修生の染付作品も展示されています。（プロ並に上手です！！）
↑交流館に展示してある染付の壷
交流館…伝統ある手作り手描きの染付焼技術を保存、継承していくための施設です。江戸時代からの染付窯屋である伊藤伊平家の細工場を復元した建物です。
見どころは企画展示コーナーです。幕末期から明治期にかけての瀬戸染付の名品が展示してあります。企画展は随時あるのでぜひ足を運んできれいな絵付を見て下さい。絵付師の技術や芸術性がうかがえます。
古窯館…瀬戸市文化財指定「古窯」を保存してあります。古窯とは本業窯、丸窯とともに近代に活躍した登り釜の一種です。古窯は陶器と磁器を併焼していました。（本業窯…陶器のみ焼成、丸窯…大形磁器のみ焼成）
ここの施設はやきものの文化や歴史に触れる事ができるので見ているだけでも楽しいです。尾張瀬戸駅から少し歩きますが（約20分程度、駐車場もあります）途中の町並みも懐かしい感じがするので徒歩もおすすめです。
瀬戸染付研修所…研修生の制作活動は開放されているので間近でろくろや絵付の様子を見学する事ができます。（作者と同じくらいの年なのに真剣に取り組んでいる姿は立派な芸術家でした！！）
車椅子の人でもスロープ（階段昇降機）が取り付けてあるので気軽に立ち寄ってみてください。
至る所に案内板が設置されているのですぐに安心しください！
文章はマルチメディア伝承工芸館のホームページを参考にしました。
愛知県瀬戸市西郷町98番地
電話0561-89-6001
開館時間午前10時から午後5時まで（毎週水曜日は休館日です）